図書館で借りて来た「アトランティック・レコードを創った男 アーメット・アーティガン伝」。
暇がなくて摘み読み。
やっぱり、これだけ資料価値があり、ダイナミックな成功哲学を持った人物を、
借りてきて読むのは甘過ぎた。
これと相棒の「私はリズム&ブルースを創った ジェリー・ウェクスラー自伝」
すぐさま絶版になる可能性のあるこの2冊は購入すべきだ。
しかし、２冊で1万円はきつい。
「アーメット・アーティガン伝」における描写で、
誰のレコーディングか忘れたが、
ピアノはジェシ・ストーン、ドラムスはコニー・ケイ、サックスはサム・テイラー…。
R&B、ジャズ、イージー・リスニングそれぞれの巨匠達が集まって、
レコーディングしたなんて、
あのアトランティックのパワフルな音の正体がわずかながら書かれているのには興奮した。
ボビー・ダーリンのバックの音なんかとんでもなく上手い。
きっと凄い面子なんだろう。
その後のレッド・ツェッペリンやスタックスも良いけど、
1950年代〜60年代のR&Bのとこだけに関する書籍が出ることを期待する。
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