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久しぶりに本を読んで面白いと思いました。

何とも不思議な本です。
ノンフィクションですが、ミステリーのようで、
橋本が亡くなり、小川も語らず、
当事者不在の中、関係者に聞き取りながら事件を解決する。
結局答えは出てこず、
ただ、回答に最も近づいた本ではないでしょうか。

印象に残ったのは二箇所、
前田日明「このような試合があるからこそ、
村松友視のプロレス本や週刊ファイトの井上編集長のような人物が生まれる」。

中村祥之「（何も聞かされてなかった観客席から観て）
やっぱり緊張感のあるプロレスは面白いな」。

この二箇所です。

ようするにアントニオ猪木のプロレスが面白かったということ。

猪木プロデュースによる最後のプロレス「小川-橋本」。
猪木引退後の平成プロレスに全く興味がない人には絶対お勧めです！

これと村松友視と猪木の本も買いました。
村松友視のプロレス本全集、ぜひ、出してもらいたい！

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