福岡市 昭和アイドル音楽プロレスの古本グッズ店頭買取。

昨日は松田聖子初期のツアー・パンフ、河合奈保子の写真集、
1970年代の音楽雑誌、クイーン、レインボー、ゲイリー・ムーアーのツアー・パンフなど
福岡市西区の店舗に持ち込み買取がありました。
無料駐車場3台ありますので、お気軽に車で持ち込みください。

さて、買取はできませんでしたが、週刊プロレスがありました。
ターザン山本が編集長のころです。

週プロといえば、先日購入した
「『週プロ』黄金期 熱狂とその正体 活字プロレスとは何だったのか?」
これが面白かったです。

当時、創刊号からターザン引退の1996年まで全部買ったと思います。
これとI編集長の「週刊ファイト」。
この2冊で「活字プロレス」を堪能しました。

印象的な記事を思い出すと、
最初に初代タイガーマスクがルチャ選手と試合したレポートから、
「従来のプロレス雑誌とは違う」と思いました。
この試合のレポートは「タイガーがルチャの試合はつまらない」的なことを
語ったレポートでした。
従来のプロレス記事は試合の結果と写真だけで構成されているのに、
この試合の記事はレポートになって、
さらに選手の批判まで載っていました。
これを書いたのは、やはり、ターザンだったのでしょうか。

それから、猪木のデビュー30周年パーティーだったかで、
ターザンの祝福のメッセージが比喩表現を駆使した「詩」になっていました。
当時のプロレス・ファン(マニアでなはない)の友人が
「この人はおかしい」と言っていたこと。
これが1988年ぐらい。
一般ファンに分かるぐらいターザンの狂気が伝わりはじめたころです。

それから「新UWF」で完全にターザンと「週プロ」は突き抜けました。
もちろん「週ゴン」なんて読むわけないです。

あと長州が全日に上がる前の表紙のコピーもありえなかった。
「ジャパンと全日はスイングするかフュージョンなのか」。
当時、中学生の私は意味分かんなかったです。

「週刊ファイト」はI編集長の言語センスが冴え渡ったのは、
平成以降。それまで「飛ばし記事」が面白くて読んでた気がするが、
「平成のデルフィン」「プロレスは底が丸見えの底なし沼」なんて、
ターザン辞めた後の喫茶店トークが「活字プロレス」の最後の砦でした。

それと「紙のプロレス」があった。
最初のころは「サブカル丸出し感」が嫌でしたが、
大きなサイズになってメジャー感が出て、
かつての「週プロ」と同じく勢いを感じさせました。
ここで、吉田豪を知った人が多いと思います。

後に「ハッスル」の社長となった山口日昇が紙プロやめる寸前に書いたレポートも印象的です。
「ドスカラス・ジュニアvs健吾」。
ヒップホップで入場してきて、オラオラ系今時感をかもしだす健吾をディスって、
昭和プロレス幻想を抱かせるドスが健吾を倒して最高だったことを、
これでもかと誇示した文で、ここまで私情が入ったレポートは稀にみるものでした。
その後、山口氏がレポート書くことは無かったと思います。

今、「活字プロレス」は無くなりました。
(「KAMINOGE」は試合レポートがない。)

あの平成の異常な「活字プロレス」が懐かしいと感じるとは当時思いもよりませんでした。
「プロレス=恥ずかしい的なもの」と感じていたた10-20代でしたので。
ただ自分を形成したものの一つに「週プロ」はあったと思います。

今の昭和プロレス・マニアは「活字プロレス」のファンとは違う人たちだと思います。
「別冊ゴング」が好きだった人たちだと思います。
だから、あの豪華絢爛な写真の数々、
当時のポスター、パンフレットなどに思いを寄せるのです。
だから買取するのは「週プロ」より「別冊ゴング」が取り上げていた
「シリーズの歴史」とかで購買意欲を沸かせたポスター、パンフレットなのです。

最後に「『週プロ』黄金期 熱狂とその正体 活字プロレスとは何だったのか?」
で一番熱くなったのはゴング金澤の「夢の架け橋」への週ゴンの回答です。
「週ゴン」を読んだのは初めてだったぐらい、
「WAR興行」の金澤氏のレポートは興味深く読みました。
その過程に至るまでの熱いインタビューは必見です。

さらに最後に、私もターザンと同意見だったのですが、
新日に取材拒否されて部数が落ちるとは思っていませんでした。
「活字プロレス」が好きで読んでいた者からしては、
当時の平成プロレスが面白いとは思っていませんでしたし。

昭和のアイドル雑誌、パンフレット、ファンクラブ会報、
「別冊ゴング」「プロレス&ボクシング・マガジン」の頃のプロレス雑誌、
昭和のプロレス・パンフ・ポスターなど、
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